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国交省コンテナ運搬船安全対策検討会、シミュレーション計算では「折損しない」…中間まとめ

国土交通省の「コンテナ運搬船安全対策検討委員会」は、中間報告書を公表した。

6月17日に商船三井が運航する大型コンテナ運搬船「MOLコンフォート」(2008年三菱重工業建造)が折損する事故が発生したため、国交省海事局は、業界関係者、専門家で構成する同委員会を8月29日に設置し、大型コンテナ運搬船の安全対策のあり方について検討してきた。

検討委員会では、船体折損の起点を、船体中央部の船底と推定し、船体の亀裂は水中の船体下部より船側において上部に向かって進展したと推定した。同船型の安全点検の結果、事故船の運航者が運航している同型船6隻中、5隻で船底部分に座屈変形を確認した。その上で、事故船の船体強度について計算シミュレーションにより推定するとともに、事故当時、船体にどれくらいの荷重(作用荷重)がかかっていたか、海象データなどから推定した。

船体強度評価と作用荷重の推定でシミュレーション計算した結果、作用荷重は、船体強度を下回っており、「折損しない」との計算結果となった。安全点検で見られた座屈変形や疲労亀裂の影響も加味してシミュレーションを行ったものの、折損に至る計算結果とはならなかった。

折損した船は沈没し、現実に発生した船体折損を再現できていないため、今後、検証作業が必要としている。

具体的には、事故時に船体に作用していた荷重が計算値以上であった可能性や、座屈変形の程度などにより事故船の船体強度が更に低下していた可能性などがあると見ている。

今後、シミュレーション計算結果を踏まえた船体強度に関する調査を1年間実施するとともに、運航中の大型コンテナ船の安全を確保するため、当面の間、運航にあたっての安全対策を提示して注意喚起を行う。

《レスポンス 編集部》

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131218-00000010-rps-soci
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