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再び飯舘村の実家に東電がやってきた 今回は「特別に」放射線量を測定

 12月中旬、東京電力の社員4人が福島県飯舘村の実家に再びやってきた。今回は自宅周辺の放射線量を計測するためだ。

 先月下旬、東京電力福島第1原発の事故による賠償の現地評価のために東電の社員らが訪れた。その際と同じように父と2人その現場に立ち会った。

 現地評価の際に東電側が持って来た線量計で自宅周辺を測ったところ、計測することができない箇所がいくつかあった。事故後に毎時100マイクロシーベルトを超えたという倉庫の雨樋の下や玄関の雨樋付近などだ。父が、正確な数字を知りたいので測ってもらえるか東電に頼んだところ、再び計測のための訪問となった。

 現地評価の際は、30マイクロシーベルトまで計れる測定器を持ってきていた。東電によると、国や県のホームページを元に空間線量を確認した上で、適切なものを持って行っているという。家主の要望に応じて参考程度に測るのもので、あくまで賠償の現地評価と放射線量は関係がない。

 今回は30マイクロシーベルトまで測れるシンチレーションサーベメイター2台と、かなり高い線量まで測れる電離箱式線量計が使われた。東電の放射線の専門家チーム3人と現地評価の担当者1人と運転のための協力会社社員1人の計5人が訪れ、地面と地面から1メートルの2点を30秒間計測した。

 前回、計測することができなかった倉庫の雨樋下付近は毎時78マイクロシーベルトだった。さらに庭や玄関付近、梅の木の下、裏庭、風呂場の裏、倉庫、納屋など計15カ所をじっくりと計測し、毎時0・8マイクロシーベルト〜約10マイクロシーベルトほどの値が出た。気温は3度ほどで雨が降る中、約1時間かけて、測定し、父の質問にも丁寧に答えてくれた。

 その場で東電社員に確認したところ、今回のように再度計測してほしいという要望がどのくらいあるかは不明だという。現地評価の際に地面に近い場所を測ることもないため、そうそう針が振り切れたり、計測できなかったりすることはないという。測定できる社員も限られているため、要望にはきるだけ対応するということで、今回の計測は「特別」ということだった。

 先日の現地評価でも社員2人、協力会社の社員2人、補償コンサルタント2人の計6人が我が家までやってきた。今回もわざわざ社員計4人が飯舘村まで足を運んだ。そのたびにかかるコストを考えると、直接関係ない放射線量を測りに来るのは見合わないし、我が家だけ「特別」というのは申し訳ないし、ほかにも測ってほしい人がいるのではないかと思った。

 最後に自宅内の玄関、2階、1階を計測してもらった。2階の方が1階よりも高い数値が出た。父が計測のために2階に上がり、私が1階で社員と話していると、なかなか2階から降りてこないため上がってみた。

 2階には今年父が採ってきたというイノハナという種類のキノコの干したものが広げられていた。

 「食べられないのは分かってるけど、毎年楽しみにとってたものだから、今年も取りに行って捨てるのもできなくて広げたままにしてるんですよね」と話していた。

 採ってきた直後に、村役場で測定したところキノコは1キロ当たり5900ベクレルだったという。食べれば内部被曝の危険性があるものだ。イノハナは独特の香りのするキノコで、炊き込みご飯にしたり、天ぷらにしたり、震災前はよく食べていた。香りも形もそのときと全く変わっていなかった。

 村の人に話を聞く中で、キノコや山菜など山の恵みを採れなくなったことを嘆く人は多い。高齢者だけの楽しみではなく、私と同世代の人でもそう話す人はいる。そしてその部分はなかなか村の生活を知らない人には理解され難いことだと感じる。

 「採れなければ買って食べればいいじゃない」と。確かにスーパーなどに行けば労せずに手に入れることができる。飯舘の山で採れなくなっても食べることはできる。しかし、食べれないと分かっても採ってきて捨てれないまま乾燥させているキノコを見て理屈や合理性だけでは片付けられない大事なものだと感じた。

 計測結果は郵送で送ってくれるとのことだった。現地評価の結果は今年中は無理で来年になるという。

 父と2人、東電社員たちの車を見送って家の中に入った。(大渡美咲)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131223-00000519-san-soci
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