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遷宮の次は処女の巫女「斎宮」…あの嵐山で行列を再現

 今年は日本中が遷宮ブーム。伊勢神宮といえば、京都から天皇の代が変わるごとに選ばれて伊勢に赴いた「斎王(宮)」という女性たちがいる。近年、その群行(ぐんこう)を再現するイベント「斎宮行列」が秋の嵯峨野・嵐山で行われ、観光客の目を楽しませている。今年は20日の予定だ。先日の台風被害から復活し、にぎわいを取り戻しつつある嵐山にぜひどうぞ。

■皇女のお仕事

 伝説にも古く、記録では奈良時代に始まったとされる「斎王」。制度でもあり、その役目の女性をもさすが、天皇が変わるごとに、未婚の皇女の中から伊勢神宮に仕える女性が選ばれ、南北朝時代まで続いた。卜定(ぼくじょう)という占いで選ぶあたりも、なんだか巫女的だ。たいていは少女というくらいの年齢で選ばれ、決まると京都で精進潔斎(身を清めること)をしてから伊勢へと赴いた。その場所が野宮と呼ばれ、現在の嵯峨野の野宮神社あたりだといわれている。

 実はその“跡”ははっきりしない。場所も占いで決まったそうだから、時々で違っていたのだろうか。一方、京都から5泊6日かかった先の伊勢には、「斎宮跡」(三重県明和町)の国史跡があって、発掘調査で土器や陶器が出土している。斎王はここにいて、年に3回の大事な祭り(9月の神嘗祭=かんなめさい、6月と12月にある月次祭=つきなみさい)に約17キロメートルも離れた伊勢神宮を訪れて奉仕したそうだ。

■物語に登場する斎王

 皇女という高貴な身分で神に仕える「斎王」になり、都を離れて伊勢に赴くということは、皇族の女性の中でも特異な存在になることだった。時代によってその存在感も変わっていくが、当時の文学にもたびたび登場していて興味深い。

 ◯一番有名なのはその名も「伊勢物語」だろう。在原業平(ありわらのなりひら)がモデルともいわれる貴族の男の生涯を描いた歌物語で、そこに、当時タブーだった伊勢斎宮との恋愛が描かれている。たしか、伊勢に勅使として出かけた男が斎王と出会い、恋に落ちるというお話。一夜を過ごしたあと、斎王がよんだ歌が艶っぽくて好きなのだが、こんな歌。

 「君や来し我や行きけむ思ほえず 夢かうつつか寝てかさめてか」(あなたがきたのか私がいったのか、覚えていないのです。夢だったのか本当だったのか、寝ていたのか起きていたのかさえも…)

 ◯この伊勢物語に強く影響を受けたという女流作家、紫式部の「源氏物語」にもやはり「斎王」が登場している。光源氏の恋人だった六条御息所(ろくじょうのみやすどころ、設定では前の皇太子妃)という女性の娘がそうで、斎王に選ばれて伊勢に赴くくだりが描かれた。というのも、年下の恋人・光源氏の愛情が冷めたのを悟って六条が、幼い娘について伊勢に下る…つまり別れるという筋立てだ。母親が斎王についていくというケースも実際にはあった。

■斎宮行列

 イベントの行列はお昼ころ。まだ紅葉には早いが、野宮神社の緑の竹林を抜けるあたりが美しい。地元から選ばれた「斎宮代」(斎宮の代理)の女性が十二単姿で輿(こし)に乗り、「御禊(みそぎ)の儀」などが行われる。

 ◆山上直子

産経新聞編集委員。平成3年入社、大阪新聞経済部、産経新聞京都総局、文化部を経て現在に至る。京都出身、大阪育ち、現在は京都在住。歴史と文化、グルメ、グッズ、その他もろもろ詰め込んで、「魅力と魔力に満ちた京都」をご案内。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131012-00000542-san-soci
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