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王者・専修大が駒澤大を圧倒、6発大勝でV4へ好発進/関東大学1部リーグ

文=内藤悠史

 関東大学1部リーグ第1節が5、6日に各地で行われ、新シーズンの幕が開けた。

 味の素フィールド西が丘では、5日に開会式と2試合が行われた。開会式には、1部、2部リーグの全24校の選手が参加。専修大学の新主将、DF河津良一(4年・作陽高校出身)が選手宣誓を行い、活躍を誓った。

 第2試合では、史上4校目となる4連覇を目指す王者・専修大学と、昨季2部で2位に入って3年ぶりの1部昇格を決めた駒澤大学が対戦した。専修大は、昨季までチームを引っ張ってきた中盤の2選手が卒業。昨季の1部MVPに輝いたMF下田北斗がヴァンフォーレ甲府へ、そして大黒柱の主将MF長澤和輝がブンデスリーガ2部のケルンへ加入した。新チームで迎えた初戦。専修大は駒澤大の挑戦を退け、大量得点を奪ってみせた。プロ入りを果たした中心選手が抜けても、王者は今年も強い——。内外に鮮烈な印象を与える、圧勝劇だった。

 27分、昨季の得点王・FW仲川輝人(4年・川崎フロンターレU−18出身)が、ドリブルでカットインすると、巧みな左足シュートをゴール左隅に突き刺して先制点を挙げた。さらに29分には、FW山川翔也(3年・新潟西高校出身)が追加点を記録。2−0で前半を終えると、後半に入っても攻撃の手を緩めず。64分、左サイドでボールを持ったFW仲川が、ペナルティーエリア内のMF北出雄星(3年・三菱養和SCユース出身)へパス。MF北出はコースを突いた右足シュートをゴール右隅に決めた。さらに79分にはFW前澤甲気(4年・清水商業高校出身)、90分にはMF野田卓宏(2年・大津高校出身)が得点。ゴールラッシュの締めくくりは94分、MF北出が自身2点目を挙げた。攻撃陣が爆発した専修大が駒澤大を圧倒し、6−0で大勝した。

 長澤の7番を受け継ぎ、初戦で2ゴール1アシストを記録したMF北出は、「勝ち点3を取れて良かった。今年は、10ゴール10アシストを目指す」と、語った。先に第1試合(東京国際大戦)を終えていた早稲田大の主将MF近藤洋史(4年・名古屋グランパスU−18出身)は、「専修大が優勝候補だと思うが、ここに勝って優勝することを考えると、まだまだ(今日の試合内容では)足りない」と、王者を意識したコメントを残している。ライバルたちも注目する中で、その強さを改めて示した90分だった。

 インテル所属の日本代表DF長友佑都も、かつてプレーした関東大学リーグ。Jリーグクラブにも多数の選手を輩出し、今春卒業のルーキーたちも、既にプロの舞台で活躍を見せている。前述のMF下田は開幕戦で先発出場を果たし、名古屋グランパスのMF矢田旭(明治大出身)は、ヤマザキナビスコカップで得点を挙げた。他にも、川崎フロンターレのMF谷口彰悟(筑波大出身)や、FC東京のMF武藤嘉紀(慶應義塾大在学中)といった選手たちが出場機会を掴んでいる。今年、1部リーグに初昇格した東京国際大の前田秀樹監督は、「相手のサッカーに対応できて、別の発想を持てるような、クレバーな選手を育てないと。サッカーは判断のスポーツだから。そういう選手が出てこないと、日本サッカーのレベルは上がっていかない」と、言う。“プロ予備軍”とも言える選手たちがしのぎを削る戦いから、今年も目が離せない。

 関東大学1部リーグ第1節の結果は以下のとおり。同リーグは2回戦総当たり方式で開催され、前期日程は6月15日まで行われる。

早稲田大2−0東京国際大
専修大6−0駒澤大
筑波大0−2順天堂大
流通経済大1−0中央大
明治大0−2慶應義塾大
国士舘大1−0桐蔭横浜大

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140407-00180551-soccerk-socc
※この記事の著作権は配信元に帰属します。



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